ToBeFixed@Charilabは、OSM上のデータ品質の改善を行うための支援ツールです。
【使い方】
- 地図上で修正したい範囲を選択、内容を確認
- 地図の下にあるGPXデータダウンロードのためのリンク先を、JOSMの”File”→”Open Location…”へコピー&ペースト
- 後はお好きな方法でOSMのデータを編集
実運用的には「汎用的にプロジェクトを作成・管理する機能」が必要ですが、まずは以下の3つのプロジェクトを試験的に作成しました。
- コンビニエンスストア
JA:Naming_sampleに記載はありますが、なかなか統一されていないので、nameタグに誤りがあるものを抽出します。(検出パターンとソースは別途公開予定)
- トイレ
車椅子(wheelchair)タグのないトイレを抽出します。自転車乗りが実地調査で貢献できそうな例として挙げました。
- 交差点名
交差点名のカバー率向上はなかなか難しい問題なのですが、今回はnameタグがない信号機情報を抽出しています(詳しくはこの記事参照)。
UI面でいろいろ改善点はあると思いますが、最終的にはJOSMのプラグイン化がベストかなと思っていますので、当面はこれで実用性を検証していきます。